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イオン交換ってどんなこと?



                                  オルガノカタログNo.S-24-48より  

「イオン」とは電荷を持った原子や分子のことで、自然水には塩化ナトリウム(NaCl:食塩の成分)などがナトリウムイオン(NA⁺)と塩化物イオン(Cl⁻)の形で溶けています。

イオン交換樹脂は、直径1㎜弱の合成高分子の球体で、内部にイオン交換基を持っています。このイオン交換基にあらかじめ水素イオン(H⁺)を保持させたイオン交換樹脂に水を通すと、水中のナトリウムイオンとイオン交換基に保持されている水素イオンとを置き換えることができます。

この現象をイオン交換と言います。

水に溶解している不純物をNaClに代表させて、NaClをイオン交換によって除去して純水とする原理を図で分かりやすく説明してみます。

はじめに陽イオン交換樹脂は水素イオン型(R-H⁺)に、陰イオン交換樹脂は水酸化物イオン型(R-OH⁻)にしておきます。(Rはイオン交換樹脂)



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